顔面神経麻痺今回の
患者様の訴えは腰の痛みと
顔面の左半分が動きにくいとのことでした。
問診を行いながら、患者様の状態から
顔面の症状はベル麻痺と考えられました。
即日、病院での精密検査を受けて頂くようにお伝えし、
病院での精密検査の結果「ベル麻痺」との診断でした。(
症状)
最初の症状は耳の後ろの痛みで、顔の筋力低下が起こる数時間から1~2日前に現れます。
顔面の筋力低下は突然に起こり、軽度の筋力低下から完全な麻痺まで程度はさまざまです。
筋力の低下は48時間以内に最も重度に達します。
影響を受けるのは顔の片側だけで、その側は、平坦な無表情になります。
しかし、表情を作るたびに、正常な側の筋肉が顔をそちら側に引っぱる傾向があるので、顔がねじれたように感じられます。
額にしわを寄せる、まばたきをする、顔をしかめる、などの動作が困難または不可能になります。
感覚が正常なまま残っていても、ほとんどの人が顔面にしびれや重さを感じます。
筋力低下が起きた側の眼を閉じるのが困難になることがあります。
眼を完全に閉じることができなくなり、まばたきの回数が減少します。
眼を閉じようとすると眼球が上方に回転する傾向があります。
